キブツ米基金
〜目次
はじめに
未だかつてない新しい時代の社会モデル「理想郷=シャングリラ(Shangri-La)」を八ヶ岳から。そこでは
・奪い合うのではなく分かち合うことを
・消費するよりも生産することを
・競争するよりも共生することを
・お金ではなく生命(いのち)が中心の経済を
・次世代への負担を増やすのではなく支援を
・病気になる前に病気にならない暮らしを
・多世代が入り混じり大人も子供から学べる教育を
・元気なうちから共に暮らし、お互い助け合い、最期まで看取り合える関係と環境を
・安心して旅立ち、また還ってくる命の循環を
・個性を潰すのではなく、個性を生かし合い、本当の意味で持続可能な社会を・・・
それぞれ想い描く理想郷を妄想郷で終わらせるのではなく、現実の“故郷(ふるさと)”に。
村づくりは国づくり、新しい社会づくりは、新しい世界をつくること。
物質文明から精神文明と融合した”ネオ縄文“へ。
世界の雛形となる理想社会を一緒につくりませんか?
ご挨拶
こんにちは。
キブツ八ヶ岳代表の滝沢泰平(たきさわたいへい)です。
1982年仙台生まれの首都圏育ち、カマもクワも1度も持ったことがなかった僕の転機は東日本大震災でした。
「自給自足できる新しい社会モデルを作る」
2011年の東日本大震災をきっかけに首都圏を離れ、まずは富士山麓で自ら農業を始めることからすべてが始まりました。
「自然災害だけでなく、お金が使えない時代となっても”給料”の代わりに”食料”を配ろう」
2013年には、より自然が豊かで新しい社会作りに適した八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)を拠点に定め、事業活動もしながら農業も実践する“半農半X”の会社型コミュニティを目指しました。
2014年、初めて訪れたイスラエルでは、砂漠の地で自給自足をしている“農業共同体(ヘブライ語でキブツ)”の存在を知りました。
イスラエルのキブツは、農業による自給自足だけでなく、子育てをコミュニティでサポートしたり、高度な学びを深める学校教育やお年寄りも安心して暮らせる施設なども完備しており、その村社会の中では、地位も個性も関係なく、すべての人々が役割に分かれて助け合っている理想的社会モデルがありました。
「日本版キブツを八ヶ岳に」
そう志して7年、事業は事業専門チームの会社組織(やつは株式会社)、農業は農業専門チームによる会社組織(八ヶ岳ピースファーム株式会社)と役割分担しながら、一緒に働く仲間だけでなく、これまで100世帯以上200名以上の方々の八ヶ岳移住サポートに関わり、同じ八ヶ岳南麓に移住してきた仲間とともに
「コミュニティを運営する会社」
として”一般社団法人キブツ八ヶ岳“を2021年に立ち上げました。
その背景には、急増する移住者の拠り所となる枠が必要だっただけでなく、コロナ禍をきっかけに、耕作放棄地が急増して管理する農地が増え、地域の農業を守っていくのにも多くの人々のサポートが必要となったからです。
日本は深刻な農業の担い手不足、高齢化が進んでおり、どの地域も耕作放棄地が増えていますが、ただ耕作放棄地が増えるだけならまだしも、その担い手がメガソーラー業者であったり、大規模農場となると、大量の除草剤・化学肥料が散布される状況となってしまいます。
キブツ八ヶ岳では、農薬や除草剤はもちろんのこと、生産過程において化学肥料も有機肥料も使わない自然栽培の農業を実践しています。
その中で日本人の主食である“米”の生産に力を入れており、毎年10トン以上の無農薬・無肥料のお米づくりをコミュニティメンバーで手分けてして実践しています。
毎日田んぼに携わるメンバーもいれば、週に1度だけ、月に1度の人も。
人によっては、年に1度も田んぼに関わることができない人もいますが、それでも関わった日数に関係なく、全員に同じ量の1年間食べていけるお米(60kg)を配っています(ベーシック・インコメ)。
生活は個々でバラバラでありながらも、田んぼを共同管理する田んぼコミュニティとして始まったキブツ八ヶ岳の活動。
2022年、設立2年目には”キブツハウス“というコミュニティ拠点を運営することになり、衣食住、教育から医療も含めた様々なプロジェクトやチームに分かれて1人ひとりの個性・役割が必要となるコミュニティ活動にシフトして来ました。
最終的には役割(貢献)を尊重するだけでなく、存在そのものを尊重し合えるコミュニティを目指したいと思っています。
エンディング・ヴィレッジ
2022年夏、川嶋朗医師(神奈川歯科大学大学院統合医療学講座特任教授)から
「八ヶ岳にエンディング・ヴィレッジを作りませんか?」
というご提案を頂きました。
エンディング・ヴィレッジとは、簡単に言えば現代版の”姥捨山“のことです。
“姥捨山“と聞くと、ついつい役に立たなくなった老人が山に捨てられる悲劇な物語を思い浮かべますが、川嶋先生が実際に見てきた岩手県遠野市にある”デンデラ野”の姥捨山跡地は、思い描いていたイメージとはかけ離れていたものだったそうです。
その村では、60歳を過ぎたら自分の意志でデンデラ野へ来て共同生活をし、自給自足生活をしながら子供たちに世話になることもなく、楽しく過ごしていたようです。
日中は山から降りて自分たちの子供の畑や田んぼを手伝い、また夜になるとデンデラ野に戻ってくる生活であり、役に立たない老人どころか、次世代の支えとなる大切な存在でありました。
この本来の日本の姥捨山に変わる新しい言葉を探す中、日常から死を意識した人々の集いである”エンディング・ヴィレッジ“という言葉が生まれました。
キブツ八ヶ岳が目指すエンディング・ヴィレッジは
「みんなが安心して最期まで生きられる居場所」
であります。
みんなが安心して生きられる場所は、みんなが安心して死を迎えられる場所。
安心して死を迎えられるから安心して今を生きられる。
「安心とは?」
自然災害が少ない便利で安全な場所?
大きな病院や立派な介護施設がある場所?
家族がたくさん近くにいる場所?
どんなに安全な場所でも、自分が自分らしく生きられなければ、そこは安心して生きられる社会ではありません。
どんなに血の繋がる家族がたくさん身近にいても、本当に自分自身の心が休まり、癒やされるかはわからないものです。
血の繋がらない家族でも、1人でも本当の自分を理解してくれて、素の自分を晒し出せる環境の方が安心できるかもしれません。
看取られるなら、そんな心(魂)の繋がりのある”家族”に看取られたい。
その死を単純に悲しむだけでなく、死生観も共有しているから、その死の意味と魂の行き先も、お互いしっかり理解した関係の中で旅立ちを見守って欲しい。
そんな深い繋がりの出来たコミュニティのメンバーと、元気なうちから共に共同生活をしながら助け合い、やがては看取り合い、人生最期の瞬間まで楽しく幸せに安心して過ごせる理想郷、シャングリラ。
それがキブツ八ヶ岳の思い描く”エンディング・ヴィレッジ”の構想です。
“安心して過ごせる”のに欠かせないのがコミュニティ医療であり、そこにはインド伝統医学であるアーユルヴェーダなどを中心とした代替医療も包括した統合医療を中心に。
病院や薬、医師だけに依存する生き方ではなく、村人が統合医療も学び、お互いに”生師(いし)”として助け合い、看取り合う世界です。
もちろん、本当に必要な時には医師の介入や西洋医学に頼ることも多々あると思います。
介護に関する考え方も基本的に同じです。
元気なうちから入るから、基本的には元気なまま介護の必要性もなく最期を迎えることを目指します。
とはいえ、年齢とともに自然と出来なくなることも多々出てきます。
重い荷物を持てない、力仕事が出来ない、家事(掃除・洗濯・料理)が負担、車を運転できない、などなど。
いくら自立型コミュニティとはいえ、苦手なことは無理にしないのが最優先。
出来る人、やりたい人がサポートする助け合いの社会を目指して体制も準備します。
同じエンディング・ヴィレッジのメンバーや専門スタッフが同じ敷地内や施設内にいて生活をサポートしてる体制も整えます。
そして、敷地内にはエンディングとは対義語となる”オープニング(出産)”となる自然分娩ができる助産院や、その先の子供達の居場所(託児所やオルタナティブスクールなど)も併設して世代を超えて交流できる場所を目指します。
皆が”生師(いし)”であるのと同じように、助産師だけでなく、コミュニティの仲間皆が”バースドゥーラ”のような、妊娠・出産・産後(子育て)期間の女性をサポートできるように。
また特定の資格を持つ大人だけが学校の先生となるのではなく、コミュニティのすべての大人も子供もさえも先生としてお互い学び合えるような”共師(教師)による共育(教育)”を。
そして、そこで使われるお金は、コミュニティ内で循環するように生活に必要なものやサービスはなるべく自給できるようにし、やがてドルでもない、金(ゴールド)でもない、お米を基軸としたコミュニティ通貨(米貨)を発行し、日本円を使わなくとも循環する小さな経済社会を。
更なる先にエネルギー自給と生産活動が拡大すれば、そこでは結果的にお金そのものがなくとも皆が豊かに幸せに暮らし、人も地球も循環して持続可能となる新時代の社会モデルを実現できます。
もちろん地に足をつけた自給自足だけでなく、コミュニティメンバー1人ひとりの意識変容、精神性を高める活動も同時に必要であり、瞑想やヨーガ、スピリチュアリティを向上させるための施設やプログラムにも力を入れます。
そんな未来のコミュニティが、八ヶ岳だけでなく、日本全国、世界各地に広がり、繋がり、協力し合うことで、国籍も国境、民族や宗教も超越した平和な地球人(アースリング)コミュニティとなることを目指していきます。
11,000坪の候補地の出現
イスラエル版キブツは、1つの広大な敷地の中に衣食住から医療や会社までもすべて包括されたヴィレッジです。
エンディング・ヴィレッジ構想も取り入れた日本版キブツを実現していくにあたり、広大な土地を探す必要がありましたが、八ヶ岳南麓で条件に見合う土地は簡単には出てくるものではありませんでした。
ようやく見つけたコミュニティの中心から徒歩圏内の3,000坪の土地。
すぐには購入出来ないまま資金協力者を探す中、ようやく目処が立ち、申込に行った時にはすでに売却されていました。
今度は少し離れたエリアに、リゾートで分譲別荘地として開発途中であった2,500坪の区画整備された土地が出て来ましたが、申込をしたものの、メガソーラー会社の方が高値で申込をしており、残念ながら手に入れることも、その土地を守ることもできませんでした。
なかなか候補地も見つからないまま、エンディング・ヴィレッジ構想が始まって1年以上が経過した時、突如として
「11,000坪」
の山林が売りに出るとの情報が入りました。
それもコミュニティの中心地である”やつは株式会社”と”滝沢家”の敷地目の前の山林であり、徒歩圏内どころか、道を挟んだ信じられないほどの近距離にある奇跡の土地。
「ここは地元の人たちが大勢で所有している山林だから、まず売られることはないよ」
昔から近所でも、そのような話で有名な場所であり、実際この11年間売りに出る話など誰一人の地主さんからも聞いたことがありません。
詳しく確認してみると、その土地は都内リゾート開発会社が、高級別荘地として大規模に開発するために、長年かけて数多の地主さん1人ひとりを説得してようやくまとめあげた11,000坪であったそうです。
これらをすべて買い上げてから、1区画500坪から1,000坪ほどの大型分譲地として13区画販売する予定であり、その総額は約3億円であると。
「それを私達がすべて購入するので外に販売するのを少しの間待ってもらえませんか?」
3億円などの資金のあてもないのにも関わらず、リゾート開発会社の社長へと直談判にしに行き、思わず口に出してしまった一言。
もちろん、ここまで語ったようなエンディング・ヴィレッジ構想も伝えた上で、その場所として活用させて欲しいとお願いしました。
結果
「すべて買い上げてもらえるなら譲っても良いですよ」
という回答を頂き、いよいよエンディング・ヴィレッジ構想、理想郷づくりの候補地が決まりました。
ただ、お伝えした通り、今の私たちには、それらをすべて購入する資金が手元にありません。
でも、約束したからには、条件を飲んでくれた開発会社にも迷惑はかけられないですし、何より思い描いていた理想郷を現実化できる最大のチャンスであります。
ビジョンもある。
人材もいる。
候補地もある。
あと唯一足りないのが資金であり、それを理由に夢を諦めるわけにはいかず、ここで多くの方々にご支援を呼びかけることにしました。
キブツ米基金
11,000坪すべてをエンディング・ヴィレッジをテーマにした大型の分譲地とすれば、土地を購入してくれる方もたくさん出てくるかもしれません。
ただ、今から土地・建物を1人ひとりが新築で所有し、管理するのも時代にそぐわず、また将来的に相続が発生した場合に様々な問題が発生する可能性もあります。
そのため11,000坪すべてを一般社団法人キブツ八ヶ岳の名義で取得・管理しておきたく、単刀直入に言えば、3億円分の寄付金を募りたいのが正直なところです。
コミュニティとしては、土地を購入する自己資金もなければ、今すぐ借入する力もないですし、借りられても返済できる保証も正直ありません。
また土地取得は、あくまでもプロジェクト全体計画の第一段階であり、取得後に様々な施設や拠点を整備していき、運営していく必要があります。
《想定される施設など》
*統合医療の病院や健康トリートメント施設
*子供が産まれる助産院や保育園、学校施設
*単身高齢者が共同生活ができる施設
*子育て世代がリーズナブルに入居できる賃貸施設
*コミュニティ内外の人々が活用できる大型食堂
*イベントホールや講堂などのコミュニティ施設
*地域のオーガニック食材が手に入る市場
*世界中のオーガニック商品が手に入る大型小売店
*天然温泉施設と宿泊施設
*広葉樹などを守る憩いの公園や屋外劇場
*保護した動物と触れ合い共生できる牧場
*敷地全体の発電やエネルギー自給に関わる施設
そこには土地の購入とはまた比較にならない資金と時間、そしてエネルギーが必要であり、この土地取得の第一段階では、なるべく余力を残しておきたいところがあります。
とはいえ、3億円もの大金を私たちの力だけで寄付金で集めるのは容易なことではありません。
そこで、見返りのない寄付だけでなく、借入でもない、寄付と借入の間のクラウドファンディングに近い
「キブツ米基金(募金)」
のプロジェクトを立ち上げることにしました。
あくまでも一般社団法人としての寄付金の取り扱いとなりますが、基金に寄付して下さった方への特典として
「米貨交換権利証」
を発行し、将来この敷地で使えるコミュニティ通貨
「米貨(マイカ)」
への交換券をご提供できればと思います。
米貨は、キブツ八ヶ岳が生産するお米を基軸としたコミュニティ通貨であり、キブツ八ヶ岳が提供するサービスや施設で利用できることを想定しています。
この11,000坪の土地開発が進み、この敷地で始まる様々なサービスにも米貨は使える計画をしており、具体的には、宿泊施設や食堂、そしてエンディング・ヴィレッジに関わる入居費用などです。
エンディング・ヴィレッジとなる高齢者用の施設などは、単身で身寄りがない方を優先させるなどの条件付きのものから、夫婦でも入れるもの、また施設タイプも共同住宅(シェアハウス)から単身戸建まで様々なものを検討しています。
入居権として数百万円から1,000万円以上の権利の施設もあれば、賃貸パターンの施設もあるかもしれません。
いずれにしても、米貨がコミュニティ内のどのサービスで利用できるのかは、現時点では未定であり、また米貨のプロジェクトが具体的に立ち上がった時点で詳しい内容は説明させて頂きます。
また米貨交換権利証から米貨への交換レートに関しても、将来的に米貨が発行された時点の日本の景気や物価をベースに決めるため、現時点では未定となりますが、なるべく寄付した時期の金額相当のサービスへと還元できるように考えております。
現時点の1万円の価値と米貨が始まった時の1万円の価値が同じであるとは限らず、今の1,000円相当になる場合もあれば、10万円相当になる場合もあります。
いずれの場合も寄付した時点の価値相当のサービスに還元させて頂きます。
なお、米貨交換権利証の1人あたりの発行限度額は500万円までとし、それ以上の寄付金額に関しては、通常の寄付となりますので、そちらもご注意ください。
例)1,000万円の寄付で上限まで米貨交換権利証も希望
500万円は米貨交換権利証を発行
500万円は通常の寄付
そして米貨の最大の特徴は
「金融危機などが発生した場合にお米と交換できる」
特典がついてくることにあります。
ここでの金融危機とは、ハイパーインフレなどの事態が日本国内や世界全体で発生した場合であり、お金の価値がなくなり、その結果安全な食糧を手に入れることが、困難になる状況を想定したものです。
その際、米貨を所有している方は、保有している米貨に応じてキブツ八ヶ岳が生産したお米と交換することをできるようにしたいと思います。
「お金を持つよりもお米を持つことが重要となる時代」
そんな”飢饉に備える基金”が、キブツ米基金であります。
なお、現時点でキブツのお米は1kg=1,000円で販売されており、3億円分のお米の保証となると300トンが必要となります。
2023年度のキブツ八ヶ岳のお米の生産量は、10トンであり、300トンの生産体制や300トン分の備蓄体制までは、まだまだ先となるため、まずは30トンの生産量を確保できた時点から、この米交換の仕組みはスタート出来ればと思います。
以上、文章だけでは、なかなかすべてを説明してご理解いただけることは難しいかもしれません。
是非、他にも説明動画をご覧いただけたらと思いますし、わからないことがあれば、すべてお答えしますので、お気軽にお問合せやご相談いただけたらと思います。
結果的には、キブツ八ヶ岳が所有する土地となるかもしれませんが、それは関わった皆で手に入れた土地であり、私たちの夢でもあり、皆の夢を実現する場所となります。
立場上、キブツ八ヶ岳も所有という役割が必要となりますが、本来この土地に限らず、この理想郷を進めていく中では所有という概念すらも手放せる世界観を最終的には目指したいと思います。
是非皆様のお力を貸してください。
宜しくお願いします。
一般社団法人キブツ八ヶ岳
代表 滝沢泰平
《キブツ米基金申請の流れ》
1. こちらの専用フォームからご申請ください。
2. 自動返信メールに記載された口座にお振り込みください。
3. キブツ八ヶ岳事務局から入金確認のご連絡と寄付金受領書をPDFで添付してご登録のメールアドレスに送付させて頂きます。必ずメールが届いているかご確認ください。
4. キブツ米基金の募集期間終了後(2025年6月21日)、1ヶ月以内を目安に順番に米貨交換権利証がご登録のご住所へと郵送されます。大切に保管ください。
基金募集要項
【法人の名称】
一般社団法人キブツ八ヶ岳
【基金の目的】
一般社団法人キブツ八ヶ岳による持続的なコミュティ活動の拠点を創るため、新規に土地(山梨県北杜市大泉町 11,000坪)の取得と大規模開発申請の費用に充当する。
【基金募集計画】
⚫︎ 募集予定額:3億円(3万口)
⚫︎ 基金一口あたりの額:1万円
⚫︎ 基金拠出上限額:制限なし (ただし、後述する米貨交換権利証の発行限度額は500万円まで)
⚫︎ 基金募集期間:2024年6月21日から2025年6月20日まで
⚫︎ 基金引受申込書の提出先:一般社団法人キブツ八ヶ岳
【基金拠出者への告知と基金支払期間】
⚫︎ 基金拠出者告知方法:2024年6月中に告知
⚫︎ 基金支払予定期間:2024年6月21日から2025年6月20日まで
(基金引受申込書の提出から1週間以内のお振込をお願いいたします)
【基金拠出者の対象】
⚫︎ 個人・法人・国籍・年齢問わず対象とする。
【基金振込の取引場所】
一般社団法人キブツ八ヶ岳が指定する下記金融機関の口座とする。なお、振込手数料は引受人負担とする。
<振込先>
ゆうちょ銀行
口座記号番号:00290-3-145896
シャ)キブツヤツガタケ
他金融機関から
店名:〇二九店
店番:029
当座預金:0145896
【基金の拠出者の権利に関する規定】
基金の取り扱いについて
寄付金として取り扱う。
基金の返還について
拠出者は拠出金の返還はできないものとする。
米貨交換権利証の発行について
基金の拠出者は、拠出した基金の分だけ米貨交換権利証が発行される。ただし、米貨交換権利証の1人あたりの発行限度額は500万円(500口)までとする。
(注). 米貨(マイカ)とは、一般社団法人キブツ八ヶ岳が運営するコミュニティ内のみで流通する地域通貨の一種で、次の用途を想定している。
例示)コミュニティエリアの中での施設(エンディング・ヴィレッジ等)入居権
コミュニティエリアの中での施設使用(ホテル、レストラン、各種サービス)など
米貨交換権利証の有効範囲と期限
拠出した基金による米貨交換権利証は、基金の拠出者のみに有効であり、譲渡・売却はできない。米貨交換権利証の有効期限は無期限とする。
米貨交換権利証の失効について
以下の場合、拠出者の米貨交換権利証の権利は消失する。
・米貨交換権利を放棄した場合
・米貨や米と交換した場合
・拠出者が亡くなった場合
・一般社団法人キブツ八ヶ岳が解散した場合
米貨への交換について
米貨交換権利証は、一般社団法人キブツ八ヶ岳が定める交換レートによって米貨と交換することができる。米貨の使用法については、別途米貨が発行された際の規定に基づき運用される。
米への交換について
米貨交換権利証は、一般社団法人キブツ八ヶ岳が定める非常事態(世界金融危機によるハイパーインフレなど)にキブツ八ヶ岳が生産する米(新米、または古米)と交換することができる。ただし、米への交換はキブツ八ヶ岳の年間米生産量が30トンを超えた時点から適応となる。
FAQ
Q・米貨交換権利証はいらない普通の寄付がしたい
A・申込フォームの”米貨交換権利証の発行を希望しない”にチェックください。
Q・基金に寄付するとエンディング・ヴィレッジに入れますか?
A・今回の米基金への寄付が、エンディング・ヴィレッジ施設への入居権を保証するものではありません。ただし、エンディング・ヴィレッジの施設計画が出た際には、基金への協力者の方には、その都度優先的に情報をご案内させて頂きます。
Q・米貨交換権利証はいつ米貨と交換となりますか?また少しずつ米貨へと交換することは可能ですか?
A・米貨への交換は米貨のサービスが始まってから可能となり、米貨への交換は1度しか行えません。
Q・100万円を基金に寄付したら将来100万円のサービスが受け取れることですか?
A・将来日本円の価値も変動する可能性もあるため、寄付した時点の100万円に相当するサービスとして還元される予定です。
Q・なぜ、米貨交換権利証の上限は500万までなのですか?
A・現時点では米貨の運営もまた不明確な点も多く試験的な取り組みであるためです。
Q・キブツ八ヶ岳のお米の生産量が30トン未満の場合で金融危機が起こった場合にはお米の交換はできないということですか?
A・はい、年間生産量30トンを超えた時点でお米との交換保証も可能となり、また米貨と米との交換レートもその時の状況によって詳細は決まってきます。
Q・11,000坪の敷地では分譲販売はない予定ですか?
A・現時点では分譲販売の予定はありませんが、近隣の土地は分譲販売をしていく予定です。分譲販売を希望される方はやつは不動産までお問い合わせください。
Q・米貨交換権利証は無くしたら米貨は受け取れませんか?
A・キブツ八ヶ岳でもデータ版で管理していますので権利証を無くしても米貨は受け取れます。
Q・米貨はデジタル通貨ですか?
A・現時点では米貨の仕様の詳細は決まっておりません。
お問い合わせ
事務局へのお問い合わせはこちら
キブツ八ヶ岳事務局
〒409-1502
山梨県北杜市大泉町谷戸5618
TEL:070-4115-3925(平日10時〜16時)